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しばみの奮闘記!その③~法人成り後に注意すること~|漫画でわかる固定資産の引継ぎと個人事業税の見積計上

2026.05.11

妹のマロンがついに法人成り。「個人の確定申告はいつも通りでいいでしょ」と楽勝ムードのマロンを、しばみがコリー先生のところへ連れていきます。

法人成り1年目に落としがちな2点、「個人時代の固定資産の引継ぎ(消費税がかかることも)」と「個人事業税の見積計上」を漫画で確認できます。

freeeで自走していても、イレギュラーな年は税理士に相談を。詳しくは本編記事へ。

※セリフの文字起こしは、記事末尾の「セリフ全文(テキスト版)」を開くと読めます(画像の文字が読みづらいときや、読み上げ用に)。

法人成り直後に発生する税務論点について重要なポイントを、AI漫画で解説します!

今回は、しばみの妹キャラとして「マロン」が登場しています!彼女がついに法人成りしたことを、しばみに報告しにやってきました。

しばみの奮闘記その③・1ページ目:マロン、法人成りする
しばみの奮闘記その③・2ページ目:固定資産の引継ぎに注意
しばみの奮闘記その③・3ページ目:個人事業税は「見積計上」で経費にする
しばみの奮闘記その③・4ページ目:仕訳はシンプル。でもイレギュラーな年は相談を

まとめ|この漫画のポイント3つ

  • 個人時代のPCや備品を法人に持ち込むと「譲渡」扱いになり、消費税がかかることがある。
  • 個人事業税は翌年に納付書が届く賦課課税。廃業後に払うと経費にできないので、廃業年の決算で「租税公課/未払事業税」として見積計上する((事業所得−290万円)×業種別税率)。
  • freeeは日常取引に強いが、法人成りの年のようなイレギュラーな処理は税理士に相談を。
セリフ全文(テキスト版)|クリックで開閉

ページ1:マロン、法人成りする

マロン「お姉ちゃん!聞いて聞いて!ついに法人成りしたよ!」

しばみ「おお、ついに踏み切ったのね!マロンもこれで社長かぁ!」

マロン「えへへ、おかげさまで!登記も終わったしこれでバッチリだよ~!」

しばみ「でもこれから届出とか来年の確定申告も準備しないとだね」

マロン「個人の確定申告?まあいつも通りやればいいでしょ!freeeで毎年自分でやってるし、楽勝楽勝!」

しばみ(心の声)「…ぜったい分かってないやつだ」

しばみ「マロン、一緒にコリー先生のところに行こ!私も間違いそうになったし聞いてもらった方がいいよ」

マロン「あらほんと?そこまで言うなら行ってみようかしら」

ページ2:固定資産の引継ぎに注意

コリー先生「マロンさん 法人成りおめでとうございます では法人成りした場合の論点について確認していきましょう」

コリー先生「マロンさんは確かデザイン業ですよね その場合特に注意すべきは個人時代の固定資産の引継ぎと個人事業税の2点ですかね」

コリー先生「まず固定資産からです 個人で使っていたPCや備品を法人に持ち込む場合、譲渡として扱われ消費税がかかるので注意が必要です」

マロン「あ、それは大丈夫です!私PCも個人時代のはもう古くなって買い替えたんで引き継ぐ資産はないです!」

コリー先生「なるほど それなら今回は問題ありませんね」

マロン(心の声)「よかったあ 楽勝じゃん?」

コリー先生「ではあとは個人事業税ですね こちらはうっかり見落としがちなので注意が必要です」

ページ3:個人事業税は「見積計上」で経費にする

マロン「事業税…?なんか聞いたことある気がするけどそんなの払ってたっけ?」

コリー先生「事業税は自分で申告する県税で、後から都道府県が納付書を送る「賦課課税」です 問題はその納付書が届くころにはもう個人事業を廃業しているという点です」

コリー先生「廃業翌年に支払う事業税はもう個人事業をやっていないので経費にする「場所」がありません 何もしないと、税金は払うけど経費にはならない非効率なパターンになります」

マロン「ほんとに!?」

コリー先生「だからこそ、廃業年の決算で「見積計上」しておくんです(事業所得−290万円)×業種別税率で見込み額を計算します デザイン業は5%ですね」

コリー先生「例えば事業所得500万円なら見積額は10.5万円 これを廃業年の経費に入れるか入れないかで、所得税・住民税で約3万円の差が出ますよ」

マロン「さ、3万円!? 知らずにスルーしてたらフォント何個買えたか…!」

※「約3万円の差」は、所得税と住民税を合わせた税率が30%前後の場合の目安です。

ページ4:仕訳はシンプル。でもイレギュラーな年は相談を

コリー先生「やることはシンプルです 見積額を廃業年の決算で「租税公課/未払事業税」として計上するだけです そうすれば最終確定申告で経費に算入できますよ」

コリー先生「freeeは日常的な取引は様々な機能が搭載されていてとても便利ですが イレギュラーなケースでは正しく税金計算できないこともあるので注意が必要ですね」

マロン(心の声)「自分でやれてた気でいたけど今までも気が付いてないだけでちゃんとできてないこともありそうだね・・・」

マロン「お姉ちゃん、私来年の確定申告ちゃんとできるか不安になってきた…」

しばみ「私のときもコリー先生がいなかったら絶対詰んでたよ 法人の手続もあるし税理士と相談するって大事だよ!」

マロン「たしかに…!先生、また相談させてください!」

コリー先生「法人成り1年目はイレギュラーな論点が他にもあります 詳しくはブログ記事へ」

ブログ記事では、その他論点も含めてさらに詳しく解説しています。合わせてご覧ください。

その他の『しばみの奮闘記!』はこちら。

※本記事は、公開時点(2026年5月)の法令・制度などに基づく一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の税務アドバイスではありません。実際の判断や手続きにあたっては、最新の法令をご確認ください。なお、本記事の情報に基づいて生じた損害について、当事務所は責任を負いかねます。

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