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しばみの奮闘記!その⑤~役員報酬を高く設定しすぎるとどうなる?変更できる?~|漫画でわかるトータル税負担と役員借入金

2026.06.03

役員報酬を月20万円から100万円に上げたマロン。ところが手元のお金は増えず、口座残高は2,680円。売上が思ったより伸びなかったのに、マロンは「役員報酬は変えられない」と頭を抱えています。

役員報酬を高くしすぎると、個人の所得税・社会保険料が増える一方で法人は赤字になり、個人と法人を合わせたトータルの税負担はむしろ増えることがあります。

資金不足を社長のお金で埋める「役員借入金」の悪循環まで、コリー先生が解説します。

※セリフの文字起こしは、記事末尾の「セリフ全文(テキスト版)」を開くと読めます(画像の文字が読みづらいときや、読み上げ用に)。

前回に引き続き役員報酬シリーズです。

役員報酬を高く設定しすぎた場合に起こり得る問題・リスクなどについて、AI漫画で分かりやすく解説します!

おしゃれなカフェに来た二人ですが、マロンは何やら不安そう・・・。

しばみの奮闘記その⑤・1ページ目:残高2,680円
しばみの奮闘記その⑤・2ページ目:5倍に上げた根拠は?
しばみの奮闘記その⑤・3ページ目:トータルの税負担が増える仕組み
しばみの奮闘記その⑤・4ページ目:なんてこと…

まとめ|この漫画のポイント3つ

  • 役員報酬を上げると個人の所得税・社会保険料は増えるが、法人が赤字になっても法人税は基本的に戻らない。個人+法人のトータル税負担は増えることが多い。
  • 手元資金が足りなくなると社長のお金で会社を回す「役員借入金」が膨らむ。役員借入金が多いなら、報酬を抑えて借入金の精算を優先するほうが、トータルでは有利になることが多い。
  • 「高めにしておけば安心」は逆効果。売上の根拠と資金繰りをもとに、期首3か月以内に設計する。
セリフ全文(テキスト版)|クリックで開閉

ページ1:残高2,680円

しばみ「うわあ!おしゃれ!」

マロン「プレミアムササミパフェおいしそう…!」

マロン「うっ…結構高いな…念のため残高見ておこう…」

マロン「げ。やばいじゃん。」

マロン「はぁ〜…」

しばみ「マロン、どうしたの?元気ないね」

マロン「お姉ちゃん…役員報酬上げたのに、手元のお金ぜんぜん増えないんだよね…」

ページ2:5倍に上げた根拠は?

しばみ「えっ、上げたの?どのくらい?」

マロン「前は月20万だったんだけど、来期から100万に上げたの」

しばみ「えええ!? 5倍にしたの!?」

マロン「うん。前回お姉ちゃんに止められたから、今回はちゃんと期首から3か月以内に決めたんだよ♪」

しばみ「(そこは学んだか…)で、その金額の根拠は?」

マロン「前やったレストランのデザインみたいな大型案件が続くかなって…」

しばみ「あ、それで残高見てため息だったわけね…」

マロン「うん、実は思ったより売上伸びてなくて。なのに役員報酬は変えられないし…お姉ちゃん、私どうしたらいいの…?」

ページ3:トータルの税負担が増える仕組み

コリー先生「役員報酬を高く設定しすぎると、実はトータルで損するケースが多いんです」

コリー先生「報酬を上げれば、当然個人の所得税と社会保険料も増えます」

コリー先生「でも、基本的には報酬が高すぎて法人が赤字になっても、法人税は戻ってこない※」

コリー先生「結果、個人と法人を合わせたトータルの税負担が増えるんです」

コリー先生「しかも資金不足になると社長が個人のお金で穴埋めする「役員借入金」がどんどん積み上がります」

コリー先生「役員借入金が多額の場合、無理に報酬を支給するより、報酬を減らして役員借入金を優先的に精算する方が、トータルの税金は抑えられます」

コリー先生「「高めに設定しておけば安心」のつもりが、逆に資金繰りと税負担を悪化させる典型例ですね」

ページ4:なんてこと…

マロン「な、なんてこと…」

しばみ「ね、何も考えずに増やすからこうなるんだよ…」

マロン「うう…せっかく学んだと思ったのに…」

マロン「お姉ちゃん…」

マロン「お姉ちゃんのおごりで、パフェお願い…!」

しばみ「なっ、また!?」


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役員報酬についての記事はこちら。

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※本記事は、公開時点(2026年6月)の法令・制度などに基づく一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の税務アドバイスではありません。実際の判断や手続きにあたっては、最新の法令をご確認ください。なお、本記事の情報に基づいて生じた損害について、当事務所は責任を負いかねます。

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